
iCloudストレージは
設定→自分の名前→iCloud
で確認することが出来ます。

iCloudはAppleが提供するクラウド上のデータ保存領域ですが、この容量が不足すると「iCloudストレージの空き領域が不足しています」というメッセージが表示されます。
iCloudの容量が不足するとデータの保存が出来なくなるので写真を消すか、課金して容量を増やすしかないのか?
そんなことはありません。まずは以下の点を確認してみて下さい。
もくじ
iCloudストレージ確認するポイント
・iCloudに大量の写真や動画を保存してしまっていないか?
写真や動画を保存できる「iCloudフォトライブラリ」という機能を有効化していると、iPhoneに保存している大量の写真や動画がiCloudにアップロードされ、容量を圧迫してしまいます。
・iCloud Driveに大きなデータを保存しているアプリがないか?
iCloudには各種アプリのデータを保存できるiCloud Driveという機能もあります。
例えば、音楽や動画などの大きめのデータを扱うアプリを保存していると容量を圧迫してしまいます。
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」と表示されるとどんな問題が生じるのか?
写真や各種アプリのデータを追加保存できないだけでなく、iPhoneのシステムを直前の状態に復元できなくなるというのが一番厄介でしょう。
iTunesにiPhoneのシステムのバックアップはしておらず、iCloudへの自動バックアップしているつもりだったが出来ていなかった・・・という場合、iPhoneが故障して買い換えたときにiCloudからシステムを復元しようとしたら、バックアップがなかった・・・
なんてことが起こり得ます。
なので、iCloudストレージの空き容量は確保しておく必要があります。
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」と表示されたときの対処法。
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」と表示されたらどうすれば良いのでしょうか?
・iCloudに保存するデータを取捨選択する
iCloudに保存しておきたいデータのみ、iCloudの使用をオンにするという方法です。
一定の空き領域を確保しつつ、今の容量でiCloudを利用し続けられます。
設定→自分の名前→iCloud→「iCloudを使用しているApp」でオン / オフの設定をすることができます。
ここで、iCloudに保存しないデータをオフに設定することで、容量を確保しましょう。写真や動画などは、ほかのクラウドサービスで保存したり、パソコンや外付けハードディスクに移すなどしておくとかなり容量を節約できます。
・追加容量を購入する
お金に余裕があるのであれば、追加容量を購入するのが一番楽です。
設定→自分の名前→iCloud→ストレージを管理→アップグレード
から購入できます。
料金は以下の通りです。
5GB:無料
50GB:130円
200GB:400円
2TB:1300円
※税込・月額
※200GBと2TBのプランは、iCloudストレージの容量を、家族全員で共有可能
まとめ
「iCloudストレージの空き領域が不足しています」というメッセージが表示されたら、空き容量を確保しなければデータの自動バックアップが行われないため、iPhoneを買い換えた時に最新のデータに移行されません。
空き容量を確保するには、iCloud上に保存している写真や動画をiCloud上から削除するか、容量を購入する必要があります。
写真や動画などの大容量のものは、パソコンや外付けハードディスクに移すのが一番経済的でおすすめです。