25日岩手県営野球場で行われた高校野球岩手大会決勝戦は、花巻東が12-2の大差で大船渡に勝利し、甲子園の切符を手にしました。

大船渡は最速163キロ右腕の佐々木朗希投手(3年)を登板させることなく敗れました。大船渡の国保陽平監督は佐々木投手を登板させなかったことについて

「投げられる状態ではあったかもしれませんが、私が判断しました。理由としては故障を防ぐため。筋肉の張りとかそういう程度です。特に痛いとかはなかった。朝の練習で伝えました。笑顔で『分かりました』と言いました。球数、登板間隔、気温です。今日は暑いですし。特に悩みはなかったです」

と、佐々木投手の故障を防ぐために登板させなかったとコメント。

大船渡が勝てば35年ぶり2回目の夏の甲子園出場でしたが、エースの佐々木投手抜きでは大谷翔平投手や菊池雄星投手を輩出した花巻東には勝てませんでした。勝った花巻東は2年連続10回目の夏の甲子園出場となります。

大船渡試合内容

大船渡は柴田投手が先発し、7回からは前川投手が登板しましまが、初回から守備の乱れによる失点が続く苦しい展開で、花巻東打撃力とミスのない落ち着いた守備に阻まれ大差がつく結果となりました。

佐々木投手は試合中ベンチから声援を送り続けましたが、願いは叶いませんでした。

大船渡は

2回戦 遠野緑峰14-0(5回コールド)

3回戦 一戸10-0(6回コールド)

4回戦 盛岡四4-2(延長12回)

準々決勝 久慈6-4(延長11回)

準決勝 一関工5-0

と決勝に勝ち進みました。

4回戦の盛岡四を破った試合で佐々木投手は完投し、21奪三振、最速160キロをマークするなど大活躍をみせました。準々決勝では登板しませんでしたが、準決勝は被安打2で完封と佐々木素晴らしいピッチングを見せただけに残念です。

大船渡・国保監督が佐々木を起用しなかった本当の理由とは?

佐々木投手は前日行われた24日の準決勝で129球を投げて完封しており、故障を心配した国保監督が出場を止めました。

国保監督は「私が投げさせないと判断しました。」と説明。

佐々木投手は身長190センチ、体重86キロの大型右腕。4月に行われた高校日本代表合宿の紅白戦で、163キロのストレートを投げて周囲を驚かせました。

この163キロという数字は大谷翔平投手が花巻東高時代に記録した高校生最速の160キロを上回っており、既に日本ハムが今秋ドラフトの1位指名を公言するなど、期待が集まっています。

それだけに無理な起用で故障させて選手生命を奪ってしまうことは何としても避けたかったのでしょう。無理させて怪我をさせてしまえばマスコミの標的になってしまいます。しかし、ここで登板させなければ選手思いの良き監督と報道されるので自分の保身に走ったという見方もあります。

本当のところは国保監督本人にしかわかりませんが、「大船渡を選んでよかった」という佐々木投手本人の言葉からも、この決断は正しかったのだと私は思っています。


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