妊娠中に手足口病にかかったら胎児に影響は?

手足口病は、口の中、手のひら、足の裏などに水疱が出来る疾患です。10歳以下の乳幼児や小児に発症しやすいのですが、大人もかかることがあります。

手足口病の症状は?発熱やかゆみはあるの?

手足口病は、手のひら、足の裏、手や足の指と指の間を中心とした水疱性の発疹で、口の中にも同じような発疹がみられます。

微熱や軽いのどの痛みに加えて、口腔内の痛みから食事をするのが困難になります。

発疹は、手足全体、肘や膝、あるいは、おしりあたりにみられることもあります。舌や口の内側の粘膜に軽度の痛みを伴った水疱ができます。 また、水疱が破れて潰瘍状になることもあります。 

皮膚の発疹は、手のひらと足の裏にできる小さな赤い発疹で、水疱を伴うこともあります。これらはかゆみや痛みを伴わないのが普通です。

また、爪の裏に水泡が出来ると爪が剥がれることもあります。

手足口病の感染経路と潜伏期間は?

手足口病の原因ウイルスは多種存在しているため、過去にかかったことがあった場合でも、別の種類のウイルスによって再度かかることもあります。

感染経路としては経口・飛沫・接触感染の全てに可能性があり、潜伏期は3〜4日くらいです。

症状がなくなったあとも3〜4週間は便の中にウイルスが残っていることがあるため、家族が感染した場合はうがい・手洗いを行って予防することが大切です。 

手足口病の治療法や予防方法は?薬は効くの?

手足口病に効く薬や治療法はありません。発熱、頭痛、口や手足に出来た水疱の痛み等それぞれの症状に対する対処療法が中心となります。また、有効なワクチンもないため、手洗いの励行、汚れた衣服の洗濯などの一般的な予防方法が大切になってきます。

妊娠中に手足口病にかかったら影響は?

手足口病は大人に感染することもまれにあり、皮膚の症状が強く出やすく、妊婦さんが感染することもあります。 

ただし、妊婦さんに感染した場合でも症状は軽いか無症状です。また、妊娠中の手足口病が原因で、妊娠中絶、死産、先天異常に至ることを示す明らかな証拠はありません。

しかし、出産間際あるいは出産時に母親が感染していた場合、新生児にうつる可能性があります。ほとんどの場合、新生児が手足口病に感染しても軽症ですが、ごく稀に多臓器感染を起こすこともあります。また、重症感染症のリスクは出生後2週間以内に感染した場合が最も高いといわれています。

妊娠第1三半期に感染した場合は、非常に稀ですが、流産のリスクが生じることを示す根拠も存在していることから、感染した場合は妊娠の経過や出産後の新生児について慎重に観察を行う必要はあります。

ですが、これらのリスクは稀なので不必要に心配する必要はないと考えられています。 

妊娠中に何かしらの発疹・水疱を認めた場合、また手足口病の感染が疑われる場合は、産科医または助産師に相談するようにして下さい。


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