
セブンイレブンのコード決済サービス7payで、第三者による不正アクセスが確認された問題で、被害者900人被害金額5500万円に上ることがわかりました。
この7pay不正アクセス問題についてセブン・ペイの小林強社長は4日午後2時から緊急記者会見し、「被害にあわれたお客様に対して深くお詫び申し上げる。ご利用なさっているお客様、関係者の皆様に、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪していました。
この問題は、第三者が何らかの方法でセブン・ペイ利用者のアカウントを乗っ取り、本人になりすまして登録されたクレジットカードやデビットカードで乗っ取ったアカウントにお金をチャージして、セブンイレブン店舗で商品を購入するという内容です。
そういえば、アジア系外国人が 7payでダバコを何カートンも買っていくのを見ました。国にお土産で持って帰るのか?としかその時は思っていませんでしたが、あれはそういうことだったのかもしれませんね。
もくじ
7pay不正アクセス発覚の経緯
7月2日夕方に身に覚えのない取引があったようだと顧客からコールセンターに電話があり、この問題が発覚しました。
セブン・ペイは、これにすぐさま対応して
・お客様サポートセンターの緊急ダイヤルを設置
・クレジットカード、デビットカードによるチャージを停止
・ホームページでID・パスワードの変更など注意喚起
という措置をとったにもかかわらず、すでに時遅し・・・被害が拡大しました。
今は、クレジットカードとデビットカードからのチャージ停止に加えてセブンイレブン店頭、セブン銀行ATM、nanacoポイントなどすべてのチャージを停止して被害拡大防止に努めています。
また、7payの新規登録も停止されていて再開の目処は立っていません。
なお、セブン・ペイによると「被害にあったお客様には、すべての被害に対して我々が補償するのが基本原則。」ということで弁済はしてもらえるようです。
7payはいつ再開されるのか?
セブン・ペイによると、「さらなる安全策を時間をかけずに検討し、万全の体制で再開したい。」とのことで、再開の目処は立っていません。
ファミペイと大きく差がつきましたね。
PayPayで同様の被害が出たのでそこはもう少し対策をとって万全を期してからサービスを開始するべきでした。
ファミペイに対抗するためにサービス開始時期を早めたのでしょうか?かえって顧客を失うことになりました。